多読のための基礎のはなし

最近、1年ほど前からこそこそ始めていた中国語の多読にいよいよ取り組もうかな、と思いはじめている。 中国語のふりがなであり「ピンイン」を表示できるというKindle端末を3ヶ月悩んだ挙げ句に購入した。 英語は多読をベースに英検1級を受験する下地を整…

俺流「多読」

「知らない単語は読み飛ばす」 「辞書はひかない」 「子供向けの本からはじめる」 などなど、で有名な「多読」による外国語学習は 賛否両論が多いところだと思うけれども、 僕は結構好きなので、 僕流の「多読」に関して書く。 僕は 「知らない単語を読み飛…

外国語を継続するためのドーピングの話

「さあ、外国語をやるぞ」 と思ってつまずく一番の原因は、 興味が失われることでも、自信が持てないことでもない。 体力が続かないことだ、と僕は思っている。 その中でも最も多いパターンが「急ぎすぎてしまうこと」。 そりゃあ誰だって、早くネイティブみ…

外国語をやるための時間を捻出する

外国語は時間がかかる、というのが通説だ。 一般的には最低1日1時間、3年間続けると、 そこそこ使いこなせるようになってくる、というのが 目安になるんじゃないかと思う。 その1日1時間の学習時間を捻出するための方法として ①スマホを使い倒す ②家事…

「外国語学習者」というお気に入りの肩書

ロシア語同時通訳者の米原万里さんが翻訳された 「わたしの外国語学習法」という本は、 当時16カ国語を自在に操るハンガリーの同時通訳者「ロンブ・カトー」さんの著書で、 ぼくがとっても好きな本だし、とっても影響を受けた本。 学習法という点でももちろ…

日常に潜む外国語

妻の実家での1週間、スマホを使った外国語学習法を駆使していた僕だが、 そのほかにも心がけていたことがあった。 それが「日常に潜む外国語」の捜索、発見である。 スマホは便利だ、スマホは素晴らしい。 おかげで独身の頃は2時間本屋に入り浸っていた僕…

旅行先での外国語学習

2才児をもつパパである僕は、この秋に遅めの夏休みをとって、 妻の実家に1週間帰省した。 普通に考えれば、旅行は外国語学習の大敵だ。 非日常はなんとかして確立した日々の学習習慣を壊し、 せっかく蓄積した単語や文法事項を忘却の彼方へと追いやる。 そ…

リスニングのからくり

「文字になってればある程度わかるのに、英語がききとれない!」 とは昔からよくきいたし、自分でもそう思ってたし、 そういう現象は確実にあるんだよな。 それで、そう思ってたときは、 「自分は聞き取り能力が低いんだな」 と思ってたんだけど、 いま思う…

誰にもいわずに外国語をやるメリット

ぼくのハンドルネームは「こっそり」なんだけど、 これは「さてどんな名前にしようかな」と思ったときに、 「誰にも言わずに、職場にも秘密で、外国語を続けている」 という自分の状態を表す表現としてぴったり来たからなの。 ツイッターをみてると、 「なん…

語学力ってなにさ

実務翻訳家の水野麻子さんの著書 「語学力ゼロで8カ国語翻訳できるナゾ」 は、たくさんの気づきを与えてくれる名著だと思っているので、 これまで何回も読み返してきたんだけど、 「ある人にとっての語学力が、他者にとっても同じ内容を意味するとは、限らな…

語彙と理解度の目安

「何個単語を知っていれば、外国語ができるのか」 ときかれて 「それはね・・・」 と答えたら、 「おまえはその程度で外国語ができると思っているのか」 と自分の中の「世間」がどなり声をあげるけど、 一応の目安はあったほうがいいよな、と思って書くね。 …

単語の覚え方

単語さえ覚えられればなあ・・・って誰でも思うんだよな。 で、100億回繰り返されてきたテーマなんだけど、 結局は「覚えて、忘れてを何回も繰り返す」になるんだよ。 それでね、もうこれは変えられない事実なの。 もう、そういうものとして認めるとこから、…

昔から英語が好きでしたか

ツイッターで外国語の達人たちをフォローしていると、「もともと英語は大の不得意」という人たちが結構いて、「不得意を克服するなんてすごい」という気持ちを抱かずにはいられません。僕は化学が大の不得意で、どうしても化学式の右と左の元素の数をあわせ…

外国語にかけるお金のはなし

ブログというものをはじめて書きます。 はじめの記事が堂々お金のことですよ。性格が出ますね。 僕が小さいときは、音楽を聴くにもビデオ屋さん(死語)からCDを借りてきて、カセットテープとかMDなんかにダビングして、と、それなりに手間と時間とお金がか…