昔から英語が好きでしたか

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ツイッターで外国語の達人たちをフォローしていると、「もともと英語は大の不得意」という人たちが結構いて、「不得意を克服するなんてすごい」という気持ちを抱かずにはいられません。僕は化学が大の不得意で、どうしても化学式の右と左の元素の数をあわせられないので、そこから全部が苦手になりました。いまだに克服していません。

 

昔から英語が好きでしたか、といわれると、好きでした。なにが好きって、辞書をひいたら全部答えが書いてあるところが好きでした。あと、数学みたいに紙にかかなくても、ただ何回も読んでるだけでいいところが好きでした。とにかく暗記。暗記するには何回も読むこと。この単純さが好きでした。

 

ぼくの外国語学習のポリシーのひとつに、ハンドルネームにもなっている「こっそり」というのがあるんですけど、つまり「勉強してますよ!」と誰にも気づかれずにやる、ということができるのは、ひとえに外国語学習のこの特性によるものです。つまり、「スマホで外国語を何度も読み続ける」ことだけをやっていれば、まわりからは「いつもスマホやってるな」というくらいの印象しか抱かれないということです。

 

僕が化学とか数学(増えた)に苦手意識があって、近くにそれがすごく得意な人がいて、いつもその勉強をしていたら、僕のコンプレックスがバキバキに刺激されちゃうわけですよ。下手したら嫌いになっちゃうかもしれない、彼のこと。心がせまいので。

 

逆に、外国語にも同じ気持ちを持つひとがいることは知っているので、できればそれで嫌われたくない、足を引っ張られたくない。どうせ趣味でやってるだけなんだから、自慢したいという気持ちもない。ひっそりと楽しみたい。気が小さいので。

 

そんなわけで、こっそり、ひっそりと外国語をやっています。妻にもあんまり言いません。完全なる自己満足。でもそれがいい。そしてそれをインターネットで匿名で公開して小さい自己顕示欲を満たしています。読んでくれてありがとう。ほんとに。